介護とのきっかけは主人の闘病生活

主人の闘病生活が終わり、「これから私も何かしなきゃ!」と思っていた時、介護スタッフとして働く友人に誘われて介護の世界に飛び込みました。特養で働くうちにグループホームの仕組みを知る機会があり、認知症ケアに興味がわいてきました。家の近くに「グループホーム花物語」がある事をインターネットで知り、不安なのでまず施設を見学させてもらいました。明るい雰囲気の中でゆったり時間を過ごすご入居者様の笑顔に出会い、入職を決めました。

趣味のハイキングでリフレッシュ

仕事をしていて気をつけているのは、ストレスをためないことと体調を整えることです。常に心がけていますが、思うようにならない時もあります。ストレスがたまると、優しくなれなかったり言葉が足りなくなってしまったりするので、体力作りも兼ねてはじめた趣味のハイキングで、常にリフレッシュするように心がけています。

気遣ってくださるご入居者様に支えられて

認知症は忘れてしまうことも多いけれど、昔の記憶を引き出すことで会話も生まれます。仕事に失敗して落ち込んで帰った翌日「きのう大丈夫だった?」と気遣ってくださるご入居者様もいます。私の事を覚えていて「今日も来てくれたのね」と笑顔で話しかけていただいた時、気持ちが通じ合っている気がして嬉しくやりがいを感じます。

ご入居者様と年齢が近いからこそ通じ合うものがある

ご入居者様はその日その時で体調も違い、感じている事も違います。同じ言葉でも、声かけの仕方で想いの受け取り方が違ってきます。ご入居者様により近い年齢だからこそ、同じ目線でできる事があると思います。辛抱強く見守ったり、必要な時に我慢できるのは人生経験の強みでしょうか。 身体と気持ちが元気で、人が好きな方であればできる仕事です。年齢は関係ないと思います。まずは見学ができるので、ご覧になってみませんか? ぜひ多くの方にチャレンジしてほしいです。