【お役立ち情報】安心・安全・健康なお食事の提供

安心・安全・健康なお食事の提供

安心・安全・健康なお食事を提供しています。

プロの料理家監修のもと、管理栄養士が食べ物の吸収のよい食べ合わせや食材を考えて立てています。

栄養士がメニューを作っています

四季の季節感も大事にし、見た目にもおいしい組み合わせを健康面に考慮して作られています。
カロリーや塩分などもしっかりと計算されています。

一日平均のカロリーは約1500カロリー

一日3食、ご飯とお味噌汁を含め約1500カロリー前後でメニューが作られています。主菜と副菜あわせ3品ほど並びます。また和洋中、麺類なども味わえるメニューです。

また、カロリー制限をされている方も、ご飯の盛りを減らすなど、ご調整も可能です。
例に挙げますと一食のご飯、おかずを8割に減らしますと、大体一日の摂取カロリーは、約1200カロリーとなります。

その他、塩分制限のある方には、お味噌汁の量を減らす、塩分が高めのおかず(例えば佃煮類、漬物など)を控えていただくなどで対応している方もおられます。

しっかりと栄養を計算されているメニューだからこそ簡単に栄養調整が可能です。

旬の食材や季節感をもったメニュー作り

日本には四季があります。四季ごとに風情を感じるメニュー作りも工夫がされています。

お正月には、紅白のなますや煮物など、おせちのメニューが盛り込まれ、ひな祭りには色彩豊かな「ちらしずし」、端午の節句には「ちまき」、七夕には涼しげな「三色そうめん」などが並びます。

また、日本の旬の野菜でつくられた「たけのこご飯」「たらの芽の天ぷら」や「栗ごはん」「ぶりの照り焼き」など、旬の一番美味しく、栄養価が高い食材を季節ごとにメニューに盛り込まれています。

利用者様は、季節ごとに風情ある料理を味わうことで四季を感じる機会となります。

高齢者の方が安全に召し上がれる食材への取り組み

プロや栄養士が監修した食べやすさを考慮し、工場で加工を行っています。食べやすい大きさにカットし、筋のあるものには筋切りを施し、骨のあるものは丁寧に骨を取り除いて、安全でおいしくお召し上がりいただけるように調理されています。

また、咀嚼がしやすく、且つ食材の歯ごたえやおいしさを損なうことなく工夫された加工がされています。その他あんかけなどトロミの加工のあるメニューなども取り入れられています。

食材の安定供給で料金も安定したサービスの提供

お米ひとつにもこだわりを持ち、毎日食べる物であるからこそ、安心で安全なお米をご用意し、毎年11月には新米を提供できるよう準備いたしております。

前述でも例に挙げておりましたが昨今、食材費や光熱費の値上げがあり、一般家庭での支出も増えています。

施設調理をしている場合には材料の確保の問題も深刻です。
一般家庭でもお米が売り場から姿を消し、不安を覚えた時期もつい最近の出来事です。

私ども日本アメニティライフ協会では、安定した食材の安定供給を保持することで食費等の料金を変わらずご提供させていただき安心して利用者様にお過ごしいただけるようにいたしております。

職員のケアの時間の確保・見守りの強化

特に認知症グループホームでは、食事作りの時間が短縮することで、利用者様の見守りやコミュニケーションの時間を増やし、利用者様へのケアの時間を増やしています。

見守りが強化されることで、より利用者様の様子を把握することができ、事故の予防にも繋がります。

施設ではこんな楽しい食事の工夫をしています。

毎日のメニューも豊富ですが、さらに施設では様々な食事をより楽しんでいただく工夫を行っております。

ここで、少しだけ施設で行っている「食の工夫」をご紹介したいと思います。
ある施設の一コマをご紹介いたします。

  • 誕生会には「わが施設風・松花堂弁当」 
  • 主食がご飯だからこそうれしい「パンバイキングの日」
  • こんなこと施設でしてるんです!「流しそうめん」
  • 夏の風物詩「夏祭り」みんなが店員でみんながお客さん
  • 今日は「レストラン・ビストロ福寿亭」

誕生会には「わが施設風・松花堂弁当」

時々ちょっぴり贅沢な箱入りのお弁当を目の前にしたとき、開けるのが楽しみになることもあると思います。

お弁当箱のおかずはいつものお皿や小鉢に盛ってあるものでも、それを自然の中でお散歩して食べたり、お誕生日のお祝いで食べたりすると、特別な日に感じた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

御飯には桜色のでんぶや錦糸卵をのせるだけで、ちょっぴり豪華な「松花堂弁当」を毎月のイベントとして工夫をしている施設もございます。

特に桜の季節になると陽気も心地よくなり、お花見をしながら、「お弁当」を食べ日本の風情を楽しんでいる施設もみられます。

主食がご飯だからこそうれしい「パンバイキングの日」

最近は団塊の世代の方のご入居も増え、「家では朝はパン食」、「パンがたまには食べたい」とのご希望をご入居前にお伺いすることがあります。

毎日メニューは決まっていますが、和食と洋食の食材を入れ替えて、パンに合った洋風の食材でまとめます。
主食はサンドイッチなどのパンを用意し、お味噌汁はコンソメスープに変え、パンも食材も、バイキング形式にセッティングし、月に一度の「パンバイキング」のランチを行っている施設もあります。

気分は、リゾートホテルのランチのようです。
いつも小食の方でも、好きなものを好きなだけ食べられるバイキングスタイルに、食が進みます。

目にもおいしい、「パンバイキング」はよい刺激を与えるイベントでもあります。

こんなこと施設でしてるんです!「流しそうめん」

イベントが大好きな施設の本格的なイベントを紹介します。それは、半分に割った本物の竹を使った、本格的な「流しそうめん」です。

利用者さんが取りやすいように、そうめんを流す職員も利用者の皆さんの様子を見ながら流していきます。

利用者様はつゆの入った器とお箸を持ってそうめんが流れて来るのを待ち構えます。

上手にそうめんをすくい、上手に召し上がる方、なかなか箸にそうめんが捕まらない人もいます。
その時は「○○さん、今からそうめん流すからちゃんとすくってね!」など、平等に食べられるように職員も計らいます。

薬味は、ねぎをはじめとして、錦糸卵や大葉、季節ならではのミョウガなどお好みで食べてもらえる工夫をしています。また、皆さんが「流しそうめん」を体験した後はおかずや流しの残ったそうめんを皆さんで食します。

この施設では夏の季節の風物詩として、毎年新しい若竹を近所の方に竹林から分けていただき、準備万端に用意をしています。

夏の風物詩といえば「夏祭り」みんなが店員でみんながお客さん

利用者様だけでなく、職員も楽しみな夏の風物詩である「夏祭り」。施設だけではなく地域の住民の方のご協力をいただきながら行っている施設もあります。

夏祭りは屋台に見立てて、手書きの看板などを作り、夏の風情を感じさせます。

メニューは、焼きそば、お好み焼きやたこ焼き、フライドチキン、フライドポテトやフルーツゼリーやかき氷なども並びます。また、すいか割り等も行います。

焼きそばやフライドチキンなどには、唐揚げの材料を使うこともあり、食材を無駄なく上手に活用しています。
また、そのほかのメニューは職員と利用者様が協力をして準備をしています。

夏祭りの看板などは「夏祭り」のために利用者様がレクリエーションなどでお手伝いをして作っている施設もあります。

通常のお食事などでは並ばない昔懐かしい夏祭りの風情を味わうメニュー。利用者様のご家族様もご参加され、一緒にお祭りのメニューを楽しみます。

また、食べるだけではなく、昔懐かしい「ヨーヨー釣り」や「輪投げ」なども催し物を用意し楽しんでもらいます。釣れたヨーヨーや輪投げの商品の昔懐かしの駄菓子を手にし、子どものころを思い出しながら、皆さん笑顔で楽しんでいらっしゃいます。

今日はレストラン・ビストロ福寿亭

施設での食事は毎日、一人分ずつお盆に食事がのっています。配膳、下膳は楽ですが、時々は外食も楽しみたいとのご希望もあります。

施設によっては皆様がお元気で実際に、外食レクなどを行う施設もありますが、利用者様が多い施設や、介護度が高めの利用者様が多い施設では、なかなかそろっての外食が難しくなります。

ビストロ福寿亭とは、私どもの日本アメニティライフ協会の住宅型有料老人ホームの福寿のとある施設が、「施設にいながらレストランでのランチ」を体験できる昼食を行った取り組みの一つです。

テーブルに白い布を掛け、お盆は使わず、一品一品をレストランのようにお出しし、最後の締めくくりは、本職のバーテンダーの方が、おひとりおひとりにお好みのノンアルコールカクテルを振舞いました。

皆さん、「こんな美味しい飲み物飲んだことがない」と、ご満悦の様子でした。

私ども日本アメニティライフ協会では安心・安全・健康はもとより、生活の中でのちいさな楽しみを大切に、皆さんがどのようなことで楽しさを感じ笑顔で過ごしていただけるかを考えながら、支援を行っております。

この記事の執筆者

介護福祉士
青木 いづみ

母親の認知症をきっかけに、サービス業から介護の道へ転身。サービス業で培ったコミュニケーション力と、介護職員や施設長としての知識や経験を活かし、入居相談員として家族が抱える悩みに寄り添っています。介護現場の視点、利用者目線、専門知識を基にした丁寧な相談を行っています。