【お役立ち情報】食堂等への誘導

食堂等への誘導

お手洗い、浴室など施設内、フロア内の誘導など、その方の状況に応じて見守りや介護を行い、安全に移動していただいております。

施設内で移動する機会が多く、その方の状況に応じて安全に移動していただいております。

細心の注意を払った移動をサポート

日本アメニティライフ協会の施設では、居室の他にデイルーム(食堂、機能訓練室など名称は様々)がございます。
その他、お手洗い、浴室など施設内で移動する機会が多く、フロア内の誘導、異動の介助を行っております。その方の状況に応じて見守りや介護を行い、安全に移動していただいております。

私たちが普段当たり前に行っている「移動」ですが、足腰の弱っている高齢者の方では転倒、転落等の事故につながりやすい行動です。その為、介護を担う側の職員は細心の注意を払ってサポートを行っています。

歩行状態の種類

私たちは高齢者の方々の歩行状態をどのような介助が適切か把握するために分類分けをしています。

歩行状態の種類としては、お元気な方はサポートなしで自立歩行、ご自身で移動されます。

ご自身で移動される方の中でも、手すりや壁づたいに歩行される「つたい歩き」の方、杖を使って歩行される「杖歩行」の方もいらっしゃいます。

また、シルバーカーや歩行器、車いすで移動される方もご自身で操作が出来る方もいらっしゃれば、移動の際に介助が必要な方、移動器具までの移動や立ち上がりに介助が必要な方もいらっしゃいます。

移動のために普段から心掛けていること

日本アメニティライフ協会の施設では、未然に事故等の予防をするために安全なご誘導を行えるよう日頃から心掛けております。

ここで、介護職員が利用者様の安全な移動のために普段から心掛けていることや注意点等を記載したいと思います。

ここで、介護職員が利用者様の安全な移動のために普段から心掛けていることや注意点等を記載したいと思います。

ここで、介護職員が利用者様の安全な移動のために普段から心掛けていることや注意点等を記載したいと思います。

安全な歩行の為の心掛けとサポート方法

  • 移動するためのお声がけをする際に目線を合わせながら行うよう心掛けております。
  • 体調を伺う。(「体調にお変わりないですか?」等)急に立ち上がると、血圧の反動でふらつきが起きたりすることがあります。
  • 利用者様のペースに合わせた動作を行う。
  • 車いす、歩行器を使用する場合、機器に不具合がないかなどの安全確認を行います。そして出来るところはご自身でおこなっていただき、出来ないところを介助し、残存機能を使っていただく。

立ち上がりの動作の3ポイント

  1. 足をかかと側に引く(ご本人が出来ない場合は介護者が動かします。)
  2. 上体を前かがみ(前傾姿勢)になっていただく
  3. 立ち上がる際ひざに体動を乗せる。

安全な歩行をするため注意する点

  • ご入居いただいた際に、お伺いした※アセスメントや生活歴等も考慮してサポートを行うようにします。

※アセスメントとは、主に医療、福祉、教育などの分野で使用される用語で、対象者の状態や状況を多面的に評価・分析するプロセスのことを指します。この評価を基にして、必要なケアや支援、指導内容などを計画的に決定します。

  • 高齢者の方は筋力の低下等で足が上がらなくなることが多く、躓き(つまづき)易くなります。足を擦ったりせず、足を上げる意識をしていただくように声掛けを心掛けます。
  • 高齢者の方は目の疾患などで視力の低下が見られたり、視野が狭くなる場合があり、壁や梁(はり)などに衝突したり、置いてある荷物に躓く場合があります。その為、声掛け見守りを行い移動する場合は、前もって障害物などに衝突しないよう声掛けします。
  • 施設の環境面でも居室や廊下、歩行で通る場所などには物を置かない、また掃除なども歩行の際に足を滑らせない様に日頃から環境を整えることように注意しています。
  • 現在、日本アメニティライフ協会の施設でも、目や耳が不自由な方もご入居されております。

    そのため、声掛けやアイコンタクト、筆談などでコミュニケーションを取り、安心して介護を受けていただく工夫をしております。

    この記事は介護福祉士に監修されています

    母親の認知症をきっかけに、サービス業から介護の道へ転身。サービス業で培ったコミュニケーション力と、介護職員や施設長としての知識や経験を活かし、入居相談員として家族が抱える悩みに寄り添っています。介護現場の視点、利用者目線、専門知識を基にした丁寧な相談を行っています。

    介護福祉士
    青木 いづみ