【お役立ち情報】夜間の安否確認

夜間の安否確認

日本アメニティライフ協会の施設では、夜間に常駐の介護士が見回り(巡視)を行っています。

日本アメニティライフ協会の施設では、夜間に常駐の介護士が概ね2時間ごとにご利用者様の異変がないかと確認するために見回り(巡視)を行っています。

おひとりおひとりの安否確認

巡視では、まず利用者様の安否確認をおひとりおひとり行います。その際、呼吸の状況もあわせ、覚醒状況(睡眠確認)を行います。

呼吸の状態を確認する際、音や呼吸苦や痛みがないか、また発汗などがないか必ず目視をして確認をしています。

そして、明らかな呼吸苦がある場合や発熱がある様子が見受けられた際には、バイタルチェックを行います。

高熱や呼吸の乱れ、強い痛み、意識レベルの低下などがあった時は速やかにかかりつけ医※などに連絡をし、指示を仰ぎます。

かかりつけ医※日本アメニティライフ協会の施設では24時間連絡の取れる在宅療養支援診療所と提携をしております。

安否確認の他、巡視の際に実施していること

≪ 室内の状況確認 ≫

≪居室の室温≫・・・・・室内の温度は適温に保たれるよう確認を行います。特に高齢者の方は温度を感じにくい上、リモコン操作などの誤操作により、エアコンのスイッチを止めてしまったり、夏であるにも関わらず暖房入れてしまったりする場合もあり、熱中症を引き落とす要因となる事もあります。これらのことを未然に防止するため、巡視の際に室温の確認も行っております。

≪事故防止の為の確認≫・・・就寝介助時や消灯前にも確認をしておりますが、夜間の巡視の際にも事故が発生する要因がないか確認を行なっております。ベッド柵等が適正な場所に設置されているか、窓は閉まり鍵も施錠されているかなど設備の状況も確認いたします。

排泄介助・体位交換などの介護

日本アメニティライフ協会の施設では、夜間は基本的に個室でお過ごしいただいております。

排泄介助や体位交換などが必要な方は、巡視の時間に合わせて必要な介助を行います。
心身の状態によって介助回数が多く必要とする方に対しては定時ケアを行っております。

夜間、入眠中の場合は、音や動きには特に意識をして、静かにオムツ交換や体位交換するよう心がけております。

また、お手洗いの誘導についても同様にできる限り静かにお声掛けをし、睡眠が深い場合には、時間をずらすなどして睡眠の妨げにならないようにしております。

巡視を行った際は、安否の状態に加え、お手洗いや排泄の様子なども介護記録に記録しております。

ご利用者様の中には認知症の症状などにより昼夜逆転になって、居室から出て来られたり、居室内で何か物を探したりされる方もおられますので、そういった時にはお声掛けを行い、気持ちを落ち着かせるようサポートいたします。

日中と夜間ではご利用者様の様子が異なる場合があります。
特に夜間の歩行などは服用しているお薬などによっては、ふらつき等の症状が出てくる場合もあります。

転倒等に結びつく可能性がある場合には、医師に相談し、服薬内容を見直し、それによる状態の変化を記録します。
そうすることで、転倒予防の対策にもなり、これらによる変化に応じたケアプランの見直しのきっかけとなります。

日本アメニティライフ協会の施設では、日中も夜間も安全、安心な生活をお過ごしいただけるよう、日々「気づき」を意識したケアを心がけております。

この記事は介護福祉士に監修されています

母親の認知症をきっかけに、サービス業から介護の道へ転身。
サービス業で培ったコミュニケーション力と、介護職員や施設長としての知識や経験を活かし、入居相談員として家族が抱える悩みに寄り添っています。介護現場の視点、利用者目線、専門知識を基にした丁寧な相談を行っています。

介護福祉士
青木 いづみ