【お役立ち情報】訪問医療マッサージ

訪問医療マッサージ

体に負担をかけることなく機能訓練を行うことができる「あん摩マッサージ指圧」技術を取り入れた専門的なマッサージを提供しています。

日本アメニティライフ協会の運営する施設では施設内にて提携先の「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格を持ったマッサージ師による身体チェック、マッサージの施術を受けることが出来ます。

※廃用症候群のご心配がある方にもおすすめ

利用をお勧めしたい方は、痛みや拘縮、しびれなど、つらい症状があり、動きに制限がある方や立ち上がり、歩行などにご不安がある方です。
また、寝たきりの状態で※廃用症候群のご心配がある方にもおすすめです。

※廃用症候群 
「生活不活発病」とも呼ばれる廃用症候群は、長期間の安静状態や運動量の減少により身体機能が衰え、心身の様々な機能が低下してしまう状態のことをいいます。
体を動かすことは、筋肉や関節を動かすだけでなく、たくさんの臓器の働きにも影響を与えます。そのため、体を動かさない状態が続くと、身体機能が低下するだけではなく、内臓の機能も低下してしまいます。

筋力を強化をするための機能訓練を行います

マッサージ師が身体のチェックを行い、必要に応じて施術を行います。

身体の凝りをほぐすことで体が動きやすくなり、痛みの軽減や動かしにくさを軽減する効果があります。

それだけではなく、弱っている筋力を保持または強化をするための機能訓練を行います

機能訓練は簡単なストレッチや座位、立位をしっかり保持する練習を行います。歩行が可能な方は、安全な歩行が出来るよう足の運び方などに注意をしながら、室内や廊下、施設内の屋外で歩行練習を行うこともあります。

寝たきりの方への施術

マッサージで、体の筋肉をほぐして血液循環を促進させます。痛みがある場合は、痛みの緩和に繋がります。体に負担が掛からない、気持ち良いマッサージです。

 

運動療法では、ベッド柵をつかみ、体位を変えることから始め、徐々に起き上がりが出来るよう練習をし、ご自身で座位を保てるようになることを目指していきます。

車いすの方への施術

車いすの方は、正しい姿勢で座位を保つことから始め、座った状態から車いすへ、車いすからベッドへ安全に移乗できる練習を行います。そして、立ち上がる練習、立位を保つ練習、状況に応じて、つたい歩き、手引き歩行などの歩行練習も行います。

施術を受ける方の状態は異なりますが、活動範囲は広がっています。

マッサージによる効果

  • より楽な姿勢で座ることができる
  • お食事も正しい姿勢でとることができる
  • 自分で出来ることが増えてくる

しっかりと座位が取れるようになることで、より楽な姿勢で座ることができ、お食事も正しくとることで召し上がりやすくなり、誤嚥を防げます。

立位が取れるようになることで、移乗や移動がしやすくなり、自分で出来ることが増えていき、※ADL(Activity of DailyLiving)やQOL(Quality Of Life)の向上にも寄与します。

※ADL(Activity of DailyLiving)やQOL(Quality Of Life) 
日常生活動作(ADL)とは、日常生活を送るために最低限必要な日常的な動作で「起居動作・移乗・移動・食事・更衣・排泄・入浴・整容」動作のことです。

提携先によるサービスの提供

これらは提携先によるサービスの提供であり、料金に関しては、施術部位により各々異なります。

多くの方は医療保険を使って利用されます。
その場合には医師による同意書、または診断書が必要となります。

施設に入居されている方はかかりつけ医(往診医)に診断を受けていただいた上で受け取る書類となります。
(医療負担については所得に応じて負担割合が1割・2割・3割と異なります)

重度障害医療証をお持ちの方、生活保護受給者の方は自己負担がありません。

一方、医療保険が適用にならない場合は、医師による診断書等は必要ありませんが、料金は自費となります。自費の方の目安は、一回約5,500円程度となります。

< 介護職員の声 >

訪問医療マッサージでは、車いすの方は安全な座り方や移乗の練習をしてくださいます。

月に何度か同じ練習をされたり、状態に応じてストレッチや内容を考えてリハビリをして下さったりしているようです。

歩行が出来る方も、足を擦って歩いていた方がしっかりと足を上げ安全に歩行できるようになったという効果もありました。

機能訓練中もコミュニケーションが取れている様子で、楽しそうに実施されています。

特に歩行器や車いすを利用されている方は、立位がしっかりすることで、介助する側の職員も少しのお手伝いをするだけで、移乗や移動が出来るようになり、助かっています。

ご入居時、つかまり立ちがやっとのご状態の入居者様がリハビリマッサージを続けることで、「自分の足で歩く」という念願を達成され、うれし涙を流していた姿を見ていると、入居者様のモチベーションアップを感じ、職員もうれしく感じる瞬間も多くあります。

この記事はあんま指圧マッサージ師によって監修されています

長生学園卒業
ワットポータイ式マッサージスクール卒業
ホリスティックコンディションニングスクール卒業
2016年10月より株式会社ぬくもりケア設立

株式会社ぬくもりケア
代表取締役 田口正勝 先生