3モーター式介護ベッド

快適に過ごせる3モーターを搭載した電動ベッドを導入しています。

ご本人の介護が必要になってもベッドの上で快適に過ごせるように、背・膝・高さを個別調整できる3モーターを搭載した電動ベッドを導入しています。

ご本人の自立支援につながるケア

ベッドの上部、下部のリクライニングは長い時間お過ごしになっても快適でかつ安全にベッド上の生活ができ、更にベッドの高さの上下が出来ることでご本人の自立支援につながるケアが行えるようになります。

例えば体を起こす際に利用することで残存能力を最大限生かした起き上がりの支援を行うことが可能となります。

また、ベッドへの移乗や体位交換、おむつ交換などは介護を行う側のスタッフの腰痛の原因にもなります。しかしながら、高さなどを変えることができることによりスタッフも利用者にも安全に移乗介助を行うことができるようになります。

質のよい睡眠をとることが可能

ご本人の立場として考えると、状況にあった※ポジショニングにすることにより長時間の睡眠をより体に負荷なく安楽な姿勢で過ごすことが可能となり、質のよい睡眠をとることが可能となります。　

※ポジショニング
体が麻痺などで固まってしまったり動かせなくなってしまったりした際に設定する体位のこと

期待される効果

１、特に高齢者の方になりますと、運動量や内臓機能の低下等で下肢のむくみが気になる方も多くおられます。むくみを放置していると靴が履けなくなったり、足が重く感じたり、痛みが出るなどして、歩行状態にも影響を与えます。

２、重症化した場合には治療が必要になりますが、日頃の心がけとしてベッドの下部（膝部）をギャッジアップすることで血流がよくなり、むくみの軽減が期待されます。何よりご本人も足を少し高くすることで痛みなどの不快感も軽減されます。

３、その他、背中や腰などに痛みがある方は、ベッドの上部（頭部）をギャッジアップすることで起き上がりや寝返りを打つ際に痛みのあるところに負荷が少なく、より楽に体を動かすことができ、自立支援にも役立ちます。

お元気な高齢者の方も、居室でテレビを横になりながらご覧になられたり、読書などを楽しまれたりする際にこの電動機能を使っていただくことで、くつろぎながらお楽しみいただけます。

私は自宅にいる時も寝起きが楽なのでベッドを使っていました。
はじめは高さが高めのベッドでしたが、私は体が小さく足が床につかなかったので、寝起きに立ち上がろうとして、ふらついて転んだ時に手首を骨折してしまいました。

その後、家族が危ないのでと低いベッドに変えてくれましたが、高さが変えられないベッドだったので、なかなか立ち上がれなくて足腰の痛みがあると一苦労でした。

施設に入居して今使っているベッドは高さの調節もできるようで、職員さんが、立ち上がりやすい高さに調節してくれて楽に立ち上がることが出来て安心です。

寝るときには頭の方を少しだけ高くしてもらっています。
腰が痛い時でも手すりに摑まれば自分で立ち上がれることができるし、夜寝ている時にも寝返りもしやすいんです。